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「巨星消ゆ!」

横綱・朝青龍が電撃的な引退表明!

なにかと角界を騒がせてきたこの暴れん坊は遂に観念?し、気丈なる「投了」を告げた。

世論調査では「引退やむなし」の声も多いが、大相撲人気を一気に高めたのもこの人。
朝青龍無き後の大相撲界は、果たしてどうなってしまうのか?

横綱・白鵬の涙が印象的だった。


一方の将棋界ではA級順位戦8回戦が行われ、佐藤康光九段が無念の降級!
名人経験者のB級陥落は史上5人目で、その衝撃たるや誠に大きなものである。

ただ、こちらの場合は引退ではなく、筆者としては大関が関脇に落ちたくらいの感覚。

直後には棋王戦五番勝負も控えているので、来期からの復活に弾みをつける意味でも、
またアグレッシヴな佐藤将棋の真髄を魅せていただきたいものである。

それにしても、もし今期のA級昇級者が渡辺竜王と久保棋王だったら・・・。
そしてさらに、もし来期のA級昇級者が佐藤九段と深浦王位だったら・・・。

「群雄割拠」の将棋界は、史上最強のA級順位戦を迎える事になるだろう。


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「火の玉流よ、永遠に」

現役最高齢棋士・有吉道夫九段の引退が決定した。

昨年の順位戦最終局で現役続行を決められたのには大変感動したが、
今期はなかなか勝ち星が伸びずに、なんとも残念な結果となってしまった。

「始めがあれば終わりもある」

対局後のインタビューでのコメントだが、またひとつ大きな歴史に幕が降ろされた。

大盤解説などでは、独特の柔らかな口調とやさしい笑顔で、
ファンサービス精神にも富んだ、昭和の大棋士だったと思います。

半世紀以上にも及ぶ長い現役生活、大変お疲れ様でした。
どうぞ、ごゆっくりご静養ください。

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「トップの姿勢」

朝青龍問題が「待った無し」の局面を迎えている。

当初報道されていた仲間内だけでのイザコザならいざ知らず、
一般人にまで及んだ暴行となれば、もはや酌量の余地は無しと言えよう。

ただ、事件の詳細が未公表の為に、一方では金銭的な思惑もからんだ
被害者的な側面も語られているようだが、暴行の事実が存在する以上、
そのような世間の目をもってしても、もはや擁護のしようも無い状態である。

この一件について、貴重にも将棋界トップの方のご意見を伺う機会に恵まれた。

「私が武蔵川理事長の立場なら、朝青龍を解雇にした上で自らも辞任します」
「黒子役である協会が『日下開山』である横綱を解雇することで誠意を示し、
さらに最高責任者である理事長自身が退くことで責任を示します」
「そうする事で理事職にも空きが出来て、現在争われている貴乃花親方の理事選も
円満に解決することが出来るのです」

このお言葉を聞いて、筆者は大変に深く感心させられたものだった。

さすがは我らが将棋界が誇る「トップの姿勢」!
勝負師としての潔さと、何手先をも見抜かれた深い読みの言及である。

果たして朝青龍問題は、どのような結末を迎えるのか?
今後の日本相撲協会の対応に注目したい。

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「棋譜並べ」

大相撲初場所は、14日目に朝青龍の歴代単独3位・25回目の優勝が決まる。

本日の千秋楽は、既に優勝が決していただけに盛上がりに欠けるものもあったが、
最後の横綱決戦では白鵬が意地を見せ、本割では朝青龍になんと7連勝!

朝青龍の復活が取り立されているが、本割で白鵬を倒さない限り世間も納得出来ないだろう。
今後の両横綱のライバル対決の行方には、大いに関心を寄せたいところである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ところで、冬の「棋譜並べ」はツライ。
何がツライって、寒さで指先がかじかんでしまうのである。

オマケに湿感が失われた指には冷たい駒もツルツルすべり、
寒々しい棋具では、とても気持ち良く棋譜鑑賞できたものではない。

そこで最近「テーブルでやろう」思い立ち、ソフト盤を購入した。

ところが、そこでも問題発生!
最近のソフト盤は升目が小さいのである。
試しに測ってみたら、タテヨコ共約5分ほど正寸より足らない。
まあ、所詮はプラ駒用に作られた大会用品と言えようか。

現代の駒は、昔と比べて非常に大振りな造りである。
これで「穴熊」なんかやろうものなら、まことに窮屈で仕方ない。

結局、今では下敷きをした「布盤」にて、ポスポスした指し心地に甘んじている。

ああ、春よ、早く来てください。。。

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「錦旗」

数ある駒書体の中で、もっともポピュラーと言われるのが「錦旗」である。
この書体は「水無瀬」とならび、筆者のいちばん好みの書体だ。

俗に「錦旗に始まり錦旗に終わる」という言葉もあるが、
これは駒作者とコレクターに共通して言える定説?ではないだろうか。

当然ながら「菱湖」や「清安(系)」も上記と含め「四大書体」として親しまれるが、
あくまでも統計的な見解であり、このあたりは個人的な好みの問題とも言えよう。

一般的には「錦旗」は地味であり、華やかさという意味では「菱湖」に劣るかもしれない。
しかし「美人は3日で飽きる」など、今ではほとんど死語?のような言葉に抽象すれば、
個人的には盤上で長時間凝視したり、長期間に渡って使い続ける上では、
誠に飽きの来ない優れた書体であるように感じている。

かの「影水」は、この「錦旗」にも独自の派手なアレンジを試みて完成させたが、
「菱湖」などとは趣が異なり、筆者はあまり好みに感じていない。

写真の「錦旗」は書体のみならず、落ち着いた木地やその盛上げ漆の表情など、
総合的に筆者の個人的な用途や好みに合致した、まさしく感動的な作品である。

この駒で、中盤に王将や金将を「スッ」っと囲いに寄せる雰囲気はたまらない!
まさしく筆者の変態的な?落ち着く至福のひとときである。

しかし純粋に将棋を楽しみ棋力の高い人には、書体など無縁な観点なのかもしれない。
筆者の場合も、指し手の善悪が別問題なのは言うまでもない(笑)

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【趣味】
将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
将棋盤・駒・棋具に精通?
几帳面な性格?のO型。
愛機はD300(Nikon)


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