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「謹賀新年」

新年、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

果たして2011年は、どのような1年になるのでしょうか?

経済界では相変わらず明るい兆しは語られず、より厳しい見通しも伝えられていますが、
将棋界では、また新たなるドラマや、素晴らしい名勝負を期待したいものです。

皆様におかれましては、今年も実り多き1年になる様、心より祈念致します。


ところで、正月と言えば「大逆転将棋」を観ながらの「御屠蘇」が筆者の定跡。

今年のお供は、新潟県は菊水酒造の銘酒「菊水の辛口」
当ブログの辛口コメント?にも掛かる、絶妙なチョイスではなかったか(笑)

写真は、その同名駒「掬水」ブラザーズとのコラボショット。
ただ、ここでの「辛口」は、その柔らかい作風とはミスマッチですね。

ま、こんな調子で始まったこの1年!
また、叱咤ご指導のほど、何卒よろしくお願い致します。

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「新時代」

第二十三期竜王戦七番勝負は、無念にも?第六局目にて決着!
渡辺竜王が4勝2敗の戦績で、驚愕の竜王位7連覇を達成された。

まあ、兎にも角にも、渡辺竜王の強さだけが際立ったシリーズではなかったか。
敗局の2番も含め、シリーズ全体を通した内容的にも竜王の圧勝だったような印象である。

一方の羽生名人は、開幕前や最近の将棋では絶好調のようにも感じられたが無念の敗退。
今回ばかりは、竜王のその神懸り的な強さに手も足も出なかったような印象だった。

ただ、本局に限っては、筆者の観戦者としての無責任な立場から述べさせてもらうと、
3手目の▲7八金の時点で、既に気合負けではなかったか。

まだ単なる作戦の段階だが、ここ一番での本来の羽生名人なら▲6八銀だっただろう。
これでは先手番でも「矢倉ではアナタに勝てません」と宣言したようなものである。

この一手に象徴されるほど、本シリーズの渡辺竜王はまさしく恐るべき強さだった。
「羽生永世七冠」の誕生では残念だったが、また次回のチャンスに期待したい。

それにしても、今後「いつ」「誰が」渡辺竜王を降すのか?
さらに、将来「羽生永世七冠」は、本当に実現されるのか?

広瀬王位や豊島六段など、その若い勢力の台頭が目覚しい中、
今後の将棋界は、本格的な「新時代」の幕開けを迎えるのかもしれない。


さて、大相撲や竜王戦も終わり、今年の筆者の楽しみはこれですべておしまい。

ところで、第七局に備えて注文した「ケーキ」の運命は?
今年のクリスマスは、そのケーキで「オネーチャン」でも誘って過ごすとしよう(笑)



~~~~(追伸)~~~~

本日(16日)にて、当ブログもナント2周年を迎えました!

毎度、酔いどれ調子で、好き勝手に書きたい放題の「日記」みたいなものですが、
これも、一重に皆様からの温かいご支援の賜物と深く感謝致しております。

いつまで続けられるのか、自分でも全く解りませんが、
今後ともご意見やご教授のほど、何卒宜しく御願い申し上げます。


歩兵

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「文化」

最近のテレビは「市川海老蔵」関連の話題で持ちきりである。

歌舞伎は日本の伝統文化であり、その歌舞伎界のプリンスが引き起こした事件とあって、
マスコミ各社は、連日、過剰とも言えるほどの報道を繰り返している。

酒上での暴行事件と言えば、今年初めの「朝青龍泥酔暴行事件」が記憶に新しい。
日本相撲協会は、この事件を「横綱の愚行」として重く捉え、強制引退という処罰を下した。

今回の報道では、どうやら海老蔵本人にも加害者的な観測が伝えられているが、
これが事実なら、伝統文化を継承する者として、この責任はどのように裁かれるのか。

歌舞伎が日本の伝統文化なら、大相撲も国技として立派な文化である。
その第一人者が犯した愚行の責任は、同じ意味合いと考えるのが自然ではないだろうか。

筆者の関心は、もはや”その点”だけだが、おそらく予想通りにはならないだろう。

結局ナンダカンダで、過分な厳しい処分は下されないような気もしている。
これだから日本人は、外国人から嫌われ、ナメられてしまうのである。

ところで、海老蔵の魅力は、そのお家芸「ニラミ」にあると言う。

歌舞伎の「ニラミ」は、観客に富貴繁栄や健康祈願などの御利益をもたらすとの事だが、
当の本人の健康状態がアレでは、全くもって説得力の無い話である(笑)

我ら将棋指しにすれば、「羽生ニラミ」の方が格段に御利益があると言えよう。

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「あと二番!」

あらためての三番勝負となって迎えた、第二十三期竜王戦七番勝負第五局。

その戦局は二転三転!凄まじくもエキサイティングな激戦は、渡辺竜王の競り勝ちで3勝目。
これでいよいよ渡辺竜王は、驚異的とも言える「竜王位7連覇」に王手をかけた!

それにしても、やはりこの棋戦での竜王はメチャクチャ強い!

羽生名人は最近の戦績から見ても、決して調子が悪いとは思えない。
その名人に対してこの成績である。まったく末恐ろしいとしか言い様がない。

連勝中の横綱・白鵬ではないが、この先、この棋戦で一体誰が渡辺竜王を下すのだろう。
まだ気は早いが、そのような先観をも抱きかねない見事な勝ちっぷりであると言えよう。

しかしながら「あと二番!」

これが、切なる将棋ファンの魂の叫びである。

この大勝負の決着は、是非とも将棋の聖地「天童市」にて果たして頂きたい。

さあ、棋界のスーパースター羽生名人は、この状況を盛り返す事が出来るのか!
そしてクリスマスイブの夜、最高のプレゼントを手にするのは一体どちらなのか?

筆者も、その日は「クリスマスケーキ」を食べながら観戦させて頂く予定(笑)
本日、筆者がその「ケーキ」を注文したのは言うまでもない。

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「竜王戦 第四局!」

第二十三期竜王戦七番勝負第四局は、羽生名人の勝ち!

羽生名人にとっては絶対に負けられない一局だったが、怒涛の攻め将棋が炸裂!

終盤、渡辺竜王の巧みな受けにより切れ模様の展開になるも、
名人が最後までギリギリの攻めを繋ぎ、かじろうての辛勝となった。

それにしても、何が悪手だったのか素人には全く難解すぎる将棋である。

名人は「▲4六同角がよくなかった」、竜王は「途中の変化に不明点があった」と言う。
ちなみに筆者の封じ手予想は、「よくない」と言われた▲4六同角だった(笑)

ナニワトモアレ、これで七番勝負は格段に面白くなったと言えるだろう。

一般的には「星が追いついた名人の方が有利」という見解が多いのかも知れないが、
筆者としては「これで本当に互角になった」というのが率直な感想である。

これは、どうやら最終局までは楽しめそうな雰囲気である。
あらためての三番勝負、その棋界最高峰の名勝負を期待致します!


ところで今回の対局の舞台に登場した「将棋盤」

筆者の見立てに間違いなければ、これはおそらく宮崎県の銘盤店の作品ではないか。
写真判断だが、やや大振りな脚の造りが特徴的な素晴らしい盤のように映った。

盤脚の造りには職人各々の個性が表れるものだが、厚みや木味など重厚感のある盤には、
このように若干大振りな感じで、しかも少し潰れたような形が筆者の好みでもある。

写真は、その銘盤店の一作品。

現在、その盤屋には引退のため職人はおらず、今では貴重な作品と言えるかもしれない。
機会があれば、是非一度拝見させて頂きたいと感じたものである。

しかし、世紀の対決の最中で「盤」などに関心が及ぶとは、いささか不謹慎だったか。
まあ、こういう意味でも、やっぱり将棋は「狂気の世界」なんですね(笑)

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プロフィール

【管理人】
歩兵

【趣味】
将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
将棋盤・駒・棋具に精通?
几帳面な性格?のO型。
愛機はD300(Nikon)


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