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「上京物語2」



日本最大の繁華街「新宿歌舞伎町」

「男女の欲望が渦巻く街」などのフレーズで、初めての人には少々「危険」という
偏見も持たれている印象があるが、筆者の場合は少し視点が違う。

ここは、かつて将棋の「真剣師」や麻雀の「雀鬼」などが活躍した伝説的な街である。

もちろん、現在ではそのような事を生業にされている人は皆無に近いだろうが、
大阪の「通天閣」界隈と並び、筆者はこの「アウトロー」的な空気が大好きである。

新宿と言えば「新宿将棋センター」

24時間営業との事で、本当は立ち寄って少し指して行きたかったが、
同行者がいたのと、時間的な都合により断念。また次の機会に持ち越しである。

途中の「コマ劇場」前では、なにやら人だかり。
訊ねると「イ・ビョンホン」が来ているとの話だったが、興味が無いのでスルー(笑)

そして、歩調はどんどん新宿の奥へ。
予てより興味のあった?「2丁目」に到着する。



噂とは違い、人通りはまばらで拍子抜けだったが、「その道の方」は店内に潜むと言う。
時間があれば、是非とも突撃してみたかったものである(笑)

さらに奥に進むと「新宿ゴールデン街」のネオンが現れる。



昭和の雰囲気さながらのその魅力的な景観に、筆者はすっかり陶酔しきりである。

もし時代が遡れるなら、筆者は当時のこの街で飲み潰れてみたい。
まさしく日本の高度成長にも大きく貢献した、無法地帯の歓楽街ではないだろうか。

短時間だったが「新宿」の街を後に、続いては「渋谷」の街へ。



こちらも新宿同様、人が多い多い。

ただ人が多いだけで、他に興味があるものが無い。
「渋谷区千駄ヶ谷」には将棋会館があるが、それ以外は将棋と無縁の街ではないか。

仕方がないので「センター街」をただ徘徊。
横断歩道前の喫煙所で一服付け、これでおしまい。

最後に「ハチ公」に会ってサヨナラしました(笑)





3日目以降は「職人」宅を訪問。
筆者の放浪はまだまだ続きます。。。

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「上京物語1」


(機内より、霊峰・富士山を眺む)


筆者の上京は、約1年振りである。

前回は山形県まで北上したので、今回はのんびり東京散策の予定。

初日の夜は、知人と築地へ。
カメラを忘れたのが最大の不覚だったが、夜なので市場は閉鎖中。

ブラブラ歩いていると、寿司屋の呼び込みが多い。

その中で熱心な青年に声を掛けられ、知人が「地方から来た」と話すと、
ご親切に、築地市場をグルッと一周案内してくれた。

場内・場外市場の違い、築地移転問題など、
その丁寧な説明に心を打たれた筆者は、その青年のお店に入る事に。
これぞまさしく「カスタマーサービス」の真髄である。

お店では、イカソーメンが失敗だったが、
その他のネタは新鮮で、築地の味を十分に満喫出来たと思う。

料理のお供は、富山県の「銀盤」なる冷酒。

銀盤 純米吟醸 醇(じゅん) 1800ml

銀盤 純米吟醸 醇(じゅん) 1800ml
価格:2,100円(税込、送料別)



何より、将棋と縁のあるそのネーミングに筆者は一目惚れ。
やや辛口の酒で、値段も安く、料理の味を殺さない美味しい酒だった。

2日目は、東京のもっとコアな部分へ。
果たして、その真相とは・・?

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「朝日杯」

今月8日より、急遽所用の為上京。

誠にタイミング良い事に、その週末には「朝日杯」の観戦に行く機会に恵まれた。
これまで朝日杯はネット観戦ばかりで、会場まで足を運ぶのは初めての体験である。

同行者には、駒作家や棋具製作などの職人をご招待。

「日頃は製作に集中するあまり、棋具が実際に活躍する場面を知らない」
との話だったので、今後の制作の参考になればと思い、是非にとお誘いさせて頂いた。

公開対局が行われるのは、準決勝と決勝の合計3局。

ベスト4に進まれたのは、いずれもA級棋士。
しかも「竜王」「名人」まで名を列ねる、何とも豪華な顔ぶれである。

そんな話題性もあってか、会場は大盛況。
その決勝戦で、筆者は場内の熱気に圧倒されてしまう。

たまらず、会場を出てトイレへ。
鏡の前で気息を整えるべく?「四股」を踏んでいると、後ろを通過する人影が映る。

ナント、対局中の木村先生である。

「これは邪魔してはいけない」

とっさにそう感じた筆者は、速やかにその場を去り、少し遅れて会場へ戻る。
結果は既報の通り、木村八段が「竜王」「名人」を倒しての見事な優勝で幕を閉じた。

いや~、きっと筆者の配慮が良かったんですね(笑)

終了後、職人の先生方も大満足のご様子。

八百長の無い「真剣勝負」の臨場感を肌で感じて頂き、
また新たなる観点で、素晴らしい作品が製作される事を祈念致します。

最後に、今回の「朝日杯」観戦に伴い、多大なるご協力を賜った各関係者の方々に、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。











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「八百長」

大相撲界が、また大変な事になっている。

「朝青龍泥酔暴行騒動」に始まり、「力士暴行致死事件」「野球賭博問題」と、
まあ、次から次へと、呆れるほど不祥事が尽きないものである。

ただ筆者は、元々上記3件については、あまり遺憾の念は抱いていない。
むしろ「マスコミの騒ぎすぎもあるのではないか」と、若干の同情心すら持っている。

今回の「八百長」についても、多少の有無はある程度想像されていた事である。

しかし、これが多額の金銭が絡む上に、乱発的に常習化されていたという話では、
さすがに悪質性も高く、これを黙認・擁護する訳にはいかない。

大相撲は、日本の国技・文化である。
さらには「真剣勝負」という側面が、最大の魅力だと言えるだろう。

八百長の出来レースを観る為に、我々は高い金を払っているのではない。
それなら、初めから「SHOW」と解って楽しむ一部のプロレス観戦の方がマシである。

今回の問題は、大相撲界にとって、過去に無いほどの重大な問題となるだろう。
劇的なるファン離れは、もはや必至である。

春場所は間違いなく中止。
仮に5月場所で謹慎が解除されたとしても、客足は激減すると筆者は予想する。

果たして、横綱・白鵬だけの一枚看板で、大相撲界は無事に再建出来るのか。
こうなってみると、「朝青龍」の存在が、一際光り輝いて思い出されてしまうのは、
筆者だけだろうか(笑)

トニモカクニモ、今後の大相撲界の動向を、静かに見守ってみたいと思う。


ところで、将棋界にも「八百長」は存在するのだろうか?

「棋譜」いう記録が残される上に、瞬間の勝負ではないので不正はされにくいとは思うが、
大相撲と同じく勝負の世界である以上、金銭絡みの「八百長」とまでは言わないまでも、
多少の「無気力」対局の存在は、完全には否定出来ないかも知れない。

しかし、将棋界には古くより、

「自分にとって消化対局であっても、相手にとって重要な対局の場合、
 その勝負は、全力で勝ちにいかなければならない」

と言う、美しき「米長哲学」が存在する。

これは将棋以外でも通用する言葉であり、筆者も大変好んでいる哲学である。
事実、勝ち上がりトップに君臨する者は、必ずや強い「運」に恵まれている。

「正直者がバカをみる」ような世の中ではいけない。
世の中、何の世界でも、結局は真面目に取り組んでいる人間が一番強いのである。

筆者はこれまで、「将棋」から実に多くの事を学ばせて頂いたと思っている。

感謝!合掌?

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「発言」

年明けより、ひどい風邪を引く。
さらには日頃の激務にも追われ、体調は最悪。

若い頃にはそれなりに無理も利いていたが、体はすっかり弱くなったものである。
まだ完全には体調が戻っていないが、ボチボチ今年も歩き出してみようかと思います。

年初に、筆者の元へ差出人不明の雑誌が届いた。

「さよなら小沢一郎」

サブタイトルにそう書かれた、その雑誌は「週刊現代」
もちろん注文もしていないし、定期購読もしていない。

「政治家に知り合いはいないし、誰だろう?」

などと思いつつページをめくっていくと、
「名人羽生善治に学ぶ『大局観で勝つ』」という記事が載っている。

執筆者は「T氏」
おそらくは、この「T氏」が雑誌を送って下さったのではないかと思った。

T氏は、竜王戦第一局に長崎でご一緒させて頂いた記者の方である。
すごくハンサムな方で、最初にお会いした時はどこかの俳優さんかと思ったほどだ。

読み進めていくと、さすがはプロの物書き、
羽生将棋の特徴やその思想など、じつに適切な表現にて書かれていた。

中でも興味を引いたのが、渡辺竜王が評した「羽生さんへの信用」である。
筆者が第一局の現地で感じた渡辺竜王の貫禄は、この裏付けだったのかもしれない。

それにしても、歯に衣を着せず「ズバリ」と発言される竜王はさすがである。

勇気ある「発言」とは、なかなか難しいものだ。
現代では、その「発言」が出来る人間が少なくなったように思う。

「発言」をする者は、その言葉に「責任」を負わなければならない。
その「責任」を逃れる為に、人は「発言」を避けるのである。

筆者もブログで様々な「発言」をしているが、立場が違うのでほとんど「無責任」である。
こういうのが「いちばんタチが悪い」発言者であると言えよう(笑)

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将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
将棋盤・駒・棋具に精通?
几帳面な性格?のO型。
愛機はD300(Nikon)


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