最近のテレビは「市川海老蔵」関連の話題で持ちきりである。
歌舞伎は日本の伝統文化であり、その歌舞伎界のプリンスが引き起こした事件とあって、
マスコミ各社は、連日、過剰とも言えるほどの報道を繰り返している。
酒上での暴行事件と言えば、今年初めの「朝青龍泥酔暴行事件」が記憶に新しい。
日本相撲協会は、この事件を「横綱の愚行」として重く捉え、強制引退という処罰を下した。
今回の報道では、どうやら海老蔵本人にも加害者的な観測が伝えられているが、
これが事実なら、伝統文化を継承する者として、この責任はどのように裁かれるのか。
歌舞伎が日本の伝統文化なら、大相撲も国技として立派な文化である。
その第一人者が犯した愚行の責任は、同じ意味合いと考えるのが自然ではないだろうか。
筆者の関心は、もはや”その点”だけだが、おそらく予想通りにはならないだろう。
結局ナンダカンダで、過分な厳しい処分は下されないような気もしている。
これだから日本人は、外国人から嫌われ、ナメられてしまうのである。
ところで、海老蔵の魅力は、そのお家芸「ニラミ」にあると言う。
歌舞伎の「ニラミ」は、観客に富貴繁栄や健康祈願などの御利益をもたらすとの事だが、
当の本人の健康状態がアレでは、全くもって説得力の無い話である(笑)
我ら将棋指しにすれば、「羽生ニラミ」の方が格段に御利益があると言えよう。

[12回]
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