王 羲之(おう ぎし)は、大昔の中国の書家で、「書聖」と称され、
隷書・楷書・行書・草書、すべての書風を極めた、史上最強の書家と言われている。
その王義之の書が駒字にされた起源は定かではないが、筆者は、
「あまり指し駒には向かない」と言った先入観からか、積極的な関心はもっていなかった。
ところが最近、非常に出来の良い「王義之」作品(写真)を拝見した。
木地も柔らかで、うっすらとした「斑」具合が上品な、いかにも自分好みの雰囲気である。
意外にも「王義之」は、何度かタイトル戦にも登場した事もあるとの話。。。
言われてみれば「歩兵」の崩しが若干大きい感じだが、それ以外はそれほど違和感はない。
「書道」にも興味がある自分は、今やすかっり「史上最強の書家」のファンである。
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