20日にNHK-BS2にて、
「勝負師 命がけの一手 ~升田幸三・大山康晴~」が放映された。
個人的には、意外にも観たことある映像や、読んだことある内容ばかりだったので、
前回の「あの人に会いたい 升田幸三」の時のような感動はあまり無かった(笑)
ただ、同門の兄弟弟子である二人が、これほどまでにドラマチックな激闘を重ね、
後世にまで語り継がれるほどの、歴史的な名勝負を繰り広げてこられた事は、
まさしく、絶妙なる巡り合わせから生まれた「将棋界の奇跡」である。
もし、この二人のどちらかが存在していなかったとしたら、
おそらく、両者のこれほどまでの大記録は達成されていなかっただろう。
升田・大山両先生の師匠は木見 金治郎九段。
木見先生と聞くと、筆者はいつもある言葉を思い出す。
「棒ほど望めば、針ほど叶う」
お弟子さんたちを前に、よくこう説かれていたそうで、
筆者も好きな言葉である。
人間、日々何事にも目標を高く精進していきたいものである。
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