その昔、将棋そっちのけで麻雀に狂っていた時期があった。
その数年間、棋界の情報は一切把握してなく、指し将棋はおろか、
盤・駒も暗闇の中に眠らせたままの状態だった。反省。。。
当時は象牙の竹牌に興味があり、今思えば現在の将棋駒への感覚と同じで、
結局は「道具」に関心がいくあたり、勝負に一流足り得ない証拠である(笑)
周知の通り麻雀は将棋と違い、相手が3人である。
対局中には傍観者側にまわる立場もあり、その独特の駆け引きが大変に面白い。
一般に「二兎を追う者は、一兎も得ず」と言われるが、
麻雀の場合は、二兎も三兎も追いながら一兎を得るゲームである。
「運」を引き寄せる諸技術も、将棋にはない麻雀ならではの醍醐味ではないだろうか。
他流試合も数多く打ったが、仲間内で楽しむ麻雀ではよく悪さもした。
中でも、もっとも得意?としたのが「爆弾積み」と「ブッコ抜き」である。
よく「大三元」や「字一色」をあがっては、相手を翻弄したものだった。
その麻雀狂時代、筆者はある「役」をガチであがれば麻雀をやめるつもりだった。
それが写真の(純正)「九蓮宝燈」。まるで平箱に並んだ将棋駒の様?に美しい。
ちなみに「天和」も同様に言われる事が多いが、
筆者の場合、この役は既に「人工的」に何度かあがっている(笑)
当時の対局者の皆様、誠に申し訳ございませんでした。猛省。。。
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