大相撲秋場所は、朝青龍の24度目の優勝で幕を閉じた。
本割と優勝決定戦の2番は、まさしく凄まじき勝負だったと言えるだろう。
本割は、白鵬のこれ以上ないほどの電光石火・超ど級の完璧な立合い!
朝青龍は何も出来ずに寄り切られ、決着は優勝決定戦へ。
その優勝決定戦、朝青龍は張り差しを捨て、意表の前ミツ取り。
まるで白鵬のお株を奪うかのような低い立合いだった。
その後も激しく動き回り、白鵬にマワシを与えない。
最後の決め技は、まるでこれまでのうっぷんを晴らすかのような、
いかにも「らしい」豪快なすくい投げ。
安定感抜群で、上り坂・絶頂期の横綱白鵬を倒すとは、やっぱりまだまだ朝青龍は強い!
ほとんどの力士は勝負にならない中、やはり対等勝負が出来るのは朝青龍だけなのか?
帰りの花道では、あの大物・長渕剛まで登場!
いやぁ~、しかし見応えのある名勝負でした。
しかし、またまたヤッテシマッタ!
そう、あの見せ付けるかのような「ガッツポーズ」である。
これも「らしい」とも言えるが、もしかしたら、あれは横審への挑発だったのか?
まあ、筆者はあまり気にはしていないが、なにやらまた一悶着ありそうである。
それにしても、日本人力士のダラシナイ事よ!
秋場所、終盤の入り口では、既に優勝圏内は、白鵬、朝青龍、把瑠都の外国人3力士のみ。
さらに、今場所成長が著しく注目された力士は鶴竜(技能賞)。こちらも外国人。
鳩山内閣は「内需拡大」を基にした経済成長を目指すと宣告。
まったく大相撲界も、この意気にあやかって欲しいものである。
[0回]
PR