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将棋と気ままな日々。。。
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これまで、数々の問題行動を引き起こしてきたと評された彼だが、
その彼が本当に悪しき人物であったなら、引退セレモニーであるこの日に、
果たして、これほどまでの参加者が集っただろうか。
これは、一方では彼の人柄による大きな魅力の証とも言えるだろう。
その朝青龍への、インタビューでの一幕。
記者「(白鵬の62連勝に対し)もし自分がいたらどうでしたか?」
朝青龍「そりゃー、勝ちますよー!」
彼らしい、非常に頼もしい「リップサービス?」である。
一方、その白鵬へのインタビューでは、
記者「朝青龍がいたら、今の連勝はどうでしたか?」
白鵬「いやー、達成出来てなかったんじゃないかな」
この両者のコメントには、それぞれの個性がよく表れている。
それにしても白鵬は、勝負師ながら非常に冷静で、かつ謙虚である。
この美しきコメントから、筆者は白鵬の80連勝!を予言する。
さわやかなる「世代交代」 大横綱・白鵬!
新たなる大相撲界のトップスターとして、相撲のみならず、
世間全般のダラシナイ日本人に対しても「喝!」を入れるべく、
今後の大躍進を期待致します。
ナニハトモアレ、超横綱・朝青龍、本当にお疲れ様でした。
「イチロー・武豊・羽生」
巷でよく語られる、天才の象徴である。
この度、イチローが10年連続の200本安打を達成!
前人未到の大記録に、世界は歓喜の声に沸いている。
一部では「内野安打が多い」との批判もあるようだが、
先般の白鵬同様、この手のアマノジャクはどこでも登場するもの。
「結果論者」である筆者は、素直に賞賛の拍手を送りたい。
さらには、「馬の心を読む」とも言われた、天才・武豊。
そして、将棋界からはもちろんこの人!「羽生善治」が登場!
七冠制覇をはじめ、これまで数々の将棋史を塗り替えられた、
まさしく天才と敬称するに相応しい超人である。
ところが先日、個人的にふと、ある感覚におそわれる。
筆者は、最近「大山康晴」の棋譜をよく並べているが、
その内容たるや、居飛車党の筆者から見ても、まったく凄まじき強さである。
主に70~80年代の、いわゆる「大山最強時代」と言われた時期が中心だが、
これは、もしかしたら全盛期の羽生先生より強かったのではないかと思い、
ある高名な方に、ご意見を伺ってみた。
「宗英・宗歩を天辺とすると、大山・升田は香落ち、
羽生さんは角落ちくらいではないでしょうか」
なるほど、大胆な意見だが、言い得て妙かもしれない。
将棋は、戦法・戦術においては着実に進歩を重ね、現代の方が確実に強いハズである。
しかし、中盤の勝負どころにおいては、記憶力や知識以上の「何か」が存在する。
大山先生は、「天才」を超越した超ド級の「怪物」だったのではないか。
「大山×羽生」戦は、大山先生の晩年に数局指されているが、
これは正直、比較資料にはならないだろう。
先般の「双葉山×白鵬」のような、ドリームマッチ的な妄想ではあるが、
果たして、世間の方々は、どのように感じられているだろうか?