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「上京物語1」


(機内より、霊峰・富士山を眺む)


筆者の上京は、約1年振りである。

前回は山形県まで北上したので、今回はのんびり東京散策の予定。

初日の夜は、知人と築地へ。
カメラを忘れたのが最大の不覚だったが、夜なので市場は閉鎖中。

ブラブラ歩いていると、寿司屋の呼び込みが多い。

その中で熱心な青年に声を掛けられ、知人が「地方から来た」と話すと、
ご親切に、築地市場をグルッと一周案内してくれた。

場内・場外市場の違い、築地移転問題など、
その丁寧な説明に心を打たれた筆者は、その青年のお店に入る事に。
これぞまさしく「カスタマーサービス」の真髄である。

お店では、イカソーメンが失敗だったが、
その他のネタは新鮮で、築地の味を十分に満喫出来たと思う。

料理のお供は、富山県の「銀盤」なる冷酒。

銀盤 純米吟醸 醇(じゅん) 1800ml

銀盤 純米吟醸 醇(じゅん) 1800ml
価格:2,100円(税込、送料別)



何より、将棋と縁のあるそのネーミングに筆者は一目惚れ。
やや辛口の酒で、値段も安く、料理の味を殺さない美味しい酒だった。

2日目は、東京のもっとコアな部分へ。
果たして、その真相とは・・?

拍手[7回]

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「朝日杯」

今月8日より、急遽所用の為上京。

誠にタイミング良い事に、その週末には「朝日杯」の観戦に行く機会に恵まれた。
これまで朝日杯はネット観戦ばかりで、会場まで足を運ぶのは初めての体験である。

同行者には、駒作家や棋具製作などの職人をご招待。

「日頃は製作に集中するあまり、棋具が実際に活躍する場面を知らない」
との話だったので、今後の制作の参考になればと思い、是非にとお誘いさせて頂いた。

公開対局が行われるのは、準決勝と決勝の合計3局。

ベスト4に進まれたのは、いずれもA級棋士。
しかも「竜王」「名人」まで名を列ねる、何とも豪華な顔ぶれである。

そんな話題性もあってか、会場は大盛況。
その決勝戦で、筆者は場内の熱気に圧倒されてしまう。

たまらず、会場を出てトイレへ。
鏡の前で気息を整えるべく?「四股」を踏んでいると、後ろを通過する人影が映る。

ナント、対局中の木村先生である。

「これは邪魔してはいけない」

とっさにそう感じた筆者は、速やかにその場を去り、少し遅れて会場へ戻る。
結果は既報の通り、木村八段が「竜王」「名人」を倒しての見事な優勝で幕を閉じた。

いや~、きっと筆者の配慮が良かったんですね(笑)

終了後、職人の先生方も大満足のご様子。

八百長の無い「真剣勝負」の臨場感を肌で感じて頂き、
また新たなる観点で、素晴らしい作品が製作される事を祈念致します。

最後に、今回の「朝日杯」観戦に伴い、多大なるご協力を賜った各関係者の方々に、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。











拍手[9回]

「八百長」

大相撲界が、また大変な事になっている。

「朝青龍泥酔暴行騒動」に始まり、「力士暴行致死事件」「野球賭博問題」と、
まあ、次から次へと、呆れるほど不祥事が尽きないものである。

ただ筆者は、元々上記3件については、あまり遺憾の念は抱いていない。
むしろ「マスコミの騒ぎすぎもあるのではないか」と、若干の同情心すら持っている。

今回の「八百長」についても、多少の有無はある程度想像されていた事である。

しかし、これが多額の金銭が絡む上に、乱発的に常習化されていたという話では、
さすがに悪質性も高く、これを黙認・擁護する訳にはいかない。

大相撲は、日本の国技・文化である。
さらには「真剣勝負」という側面が、最大の魅力だと言えるだろう。

八百長の出来レースを観る為に、我々は高い金を払っているのではない。
それなら、初めから「SHOW」と解って楽しむ一部のプロレス観戦の方がマシである。

今回の問題は、大相撲界にとって、過去に無いほどの重大な問題となるだろう。
劇的なるファン離れは、もはや必至である。

春場所は間違いなく中止。
仮に5月場所で謹慎が解除されたとしても、客足は激減すると筆者は予想する。

果たして、横綱・白鵬だけの一枚看板で、大相撲界は無事に再建出来るのか。
こうなってみると、「朝青龍」の存在が、一際光り輝いて思い出されてしまうのは、
筆者だけだろうか(笑)

トニモカクニモ、今後の大相撲界の動向を、静かに見守ってみたいと思う。


ところで、将棋界にも「八百長」は存在するのだろうか?

「棋譜」いう記録が残される上に、瞬間の勝負ではないので不正はされにくいとは思うが、
大相撲と同じく勝負の世界である以上、金銭絡みの「八百長」とまでは言わないまでも、
多少の「無気力」対局の存在は、完全には否定出来ないかも知れない。

しかし、将棋界には古くより、

「自分にとって消化対局であっても、相手にとって重要な対局の場合、
 その勝負は、全力で勝ちにいかなければならない」

と言う、美しき「米長哲学」が存在する。

これは将棋以外でも通用する言葉であり、筆者も大変好んでいる哲学である。
事実、勝ち上がりトップに君臨する者は、必ずや強い「運」に恵まれている。

「正直者がバカをみる」ような世の中ではいけない。
世の中、何の世界でも、結局は真面目に取り組んでいる人間が一番強いのである。

筆者はこれまで、「将棋」から実に多くの事を学ばせて頂いたと思っている。

感謝!合掌?

拍手[11回]

「発言」

年明けより、ひどい風邪を引く。
さらには日頃の激務にも追われ、体調は最悪。

若い頃にはそれなりに無理も利いていたが、体はすっかり弱くなったものである。
まだ完全には体調が戻っていないが、ボチボチ今年も歩き出してみようかと思います。

年初に、筆者の元へ差出人不明の雑誌が届いた。

「さよなら小沢一郎」

サブタイトルにそう書かれた、その雑誌は「週刊現代」
もちろん注文もしていないし、定期購読もしていない。

「政治家に知り合いはいないし、誰だろう?」

などと思いつつページをめくっていくと、
「名人羽生善治に学ぶ『大局観で勝つ』」という記事が載っている。

執筆者は「T氏」
おそらくは、この「T氏」が雑誌を送って下さったのではないかと思った。

T氏は、竜王戦第一局に長崎でご一緒させて頂いた記者の方である。
すごくハンサムな方で、最初にお会いした時はどこかの俳優さんかと思ったほどだ。

読み進めていくと、さすがはプロの物書き、
羽生将棋の特徴やその思想など、じつに適切な表現にて書かれていた。

中でも興味を引いたのが、渡辺竜王が評した「羽生さんへの信用」である。
筆者が第一局の現地で感じた渡辺竜王の貫禄は、この裏付けだったのかもしれない。

それにしても、歯に衣を着せず「ズバリ」と発言される竜王はさすがである。

勇気ある「発言」とは、なかなか難しいものだ。
現代では、その「発言」が出来る人間が少なくなったように思う。

「発言」をする者は、その言葉に「責任」を負わなければならない。
その「責任」を逃れる為に、人は「発言」を避けるのである。

筆者もブログで様々な「発言」をしているが、立場が違うのでほとんど「無責任」である。
こういうのが「いちばんタチが悪い」発言者であると言えよう(笑)

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「謹賀新年」

新年、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

果たして2011年は、どのような1年になるのでしょうか?

経済界では相変わらず明るい兆しは語られず、より厳しい見通しも伝えられていますが、
将棋界では、また新たなるドラマや、素晴らしい名勝負を期待したいものです。

皆様におかれましては、今年も実り多き1年になる様、心より祈念致します。


ところで、正月と言えば「大逆転将棋」を観ながらの「御屠蘇」が筆者の定跡。

今年のお供は、新潟県は菊水酒造の銘酒「菊水の辛口」
当ブログの辛口コメント?にも掛かる、絶妙なチョイスではなかったか(笑)

写真は、その同名駒「掬水」ブラザーズとのコラボショット。
ただ、ここでの「辛口」は、その柔らかい作風とはミスマッチですね。

ま、こんな調子で始まったこの1年!
また、叱咤ご指導のほど、何卒よろしくお願い致します。

拍手[9回]

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【管理人】
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将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
将棋盤・駒・棋具に精通?
几帳面な性格?のO型。
愛機はD300(Nikon)


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