「あなたは最高に強かった!!」
「「運命」の電撃引退!平成の大横綱朝青龍伝説」このフレーズに負けて、コンビニで思わず購入してしまった雑誌。
興味深い記事も多く、なかなか楽しめる面白い内容だった。
今月より大相撲春場所が開幕するが、これまでの処罰による「休場」とは違い、
二度とあの迫力相撲が観られないのかと思うと、誠に寂しい思いである。
雑誌を読み終えて改めて思う事は、今回の件に於ける部屋や協会など側近の責任。
忘れてはならないが、彼は「外国人」である。
異文化の国より、強靭なハングリー魂を持ってのし上がってきた男である。
史上最速のスピードで昇進し勝ち進む彼に、周辺環境も甘い対応になり、
最低限の日本のルールや業界のしきたりすらも指導してこなかったのではないか。
一方でその周辺筋は、これまで興行面でも大きな恩恵を受けてきたハズである。
結局、彼は「客寄せパンダ」的な順路をたどらされただけなのかも知れない。
人間は環境の産物である。
15歳で来日した彼は、指導不足から子供がそのまま大人になっただけのように思う。
彼のズバ抜けた身体能力を惜しむ声は多い。
文中にて、大仁田厚氏のコメント。
「1年間休んで、また土俵に帰って来ればいい」
気持ちは分かるが、さすがにそれは無理であろう(笑)
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