歩のひとりある記

少し前の話だが、「刑事コロンボ」こと名優ピーター・フォーク氏が永眠された。

８３歳という年齢やアルツハイマーを患っていた病状を考えると、いささかやむを得ない投了であったと思えなくもないが、その闘病中の末期には、自分がコロンボを演じていた事すらも忘れてしまっていたと言うから悲しい。

筆者にとって「コロンボ警部」は青春時代のバイブルのような存在だった。
小池朝雄氏の吹き替えが「絶品チーズバーガー」で、まさにピッタリのハマリ役だったと言えよう。

今頃、天国で小池氏と再会して、酒でも酌み交わしているかもしれない。
どうかお二人で、仲良く安らかにお過ごしください。合掌。

写真は、筆者宅に掛かるフォーク氏の写真。

「肩書きで勝負しない男」

その通り！実力があってこそ男の勝負です。

「色気で勝負しない女」

・・・・・・色気もイイなぁ。

[3回]

一番最初はNHKで放送してたらしいですが、その後「金曜ロードショー」で年数回放送してましたね。わたし達が観てたのは　その時代。あれから20数年経ちました。最初と最後に水野晴朗が出てきて解説をしていたのも良い思い出です。その水野晴朗も亡くなってしまいましたが。当時、コロンボを観ながらだとよく寝れると話題になりました。小池朝雄の吹き替えが眠くなる心地よさがあったのでしょう。
アルツハイマーで記憶がなかったそうですが「忘れられたスター(女)」でコロンボが唯一犯人を逮捕しなかったエピソードがダブります。