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「大相撲九州場所」

早いもので、今年もあと約1ヶ月。。。

相変わらず不況真っ只中の世間だが、誰の前にも平等に、
無常にも1年は過ぎ去っていってしまうものである。

この時期、筆者にとっての楽しみと言えば、
現在行われている「将棋竜王戦」と「大相撲九州場所」である。

本日10日目にして、大関・魁皇の歴代単独2位となる幕内勝ち星805勝達成!
そして史上1位!約11年間・65場所の大関在位を誇る千代大海の大関陥落が決定した。

現在、大相撲界は外国人力士の活躍がとくに目ざましい。
その中にあって、古豪、魁皇・千代大海の存在やその奮闘ぶりは、
不甲斐ない日本人力士衆の最後の希望である。

来場所の千代大海は、関脇から大関復活に向けての10勝に進退を賭ける。
魁皇においては、歴代1位の807勝まで、あと2勝である。

ご当地力士・魁皇ファンにとっては、
もはや両横綱に絞られたとも言える今場所の優勝のゆくえよりも、
今場所中の807勝、あるいは808勝の記録達成のほうが関心が高いようだ。

明日からの終盤戦は、千代大海は休場。
魁皇は両横綱をはじめ、上位力士との5番勝負である。

厳しい勝負になる魁皇だが、地元福岡の最高の舞台を活かし、
是非とも記録達成に向けて頑張っていただきたいものである。

ところで、写真は某・掲示板サイトにも掲載され、話題?になった1枚。
実は、この中に「筆者」がいます。

さ~て、分かるかな?(笑)

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「映画鑑賞」

最近、「ミリオンダラー・ベイビー」を観た。

イーストウッド監督は、「人間の不幸」の描写がハリウッド一上手い!
しかし筆者は、その独特の生々しく悲惨な描写がどうにも好きになれない。
「ミスティック・リバー」や「グラン・トリノ」も然り。。。

それから、必ず性根の腐った連中が登場するのも、ものすごくムカつく!
ある意味、ああいうキャラ連中の描写も上手いとも言えるが、
最後にくたばる訳でもないので、非常にスッキリしない気分になる。

本作は、イーストウッドとモーガン・フリーマンの両名優が出演していなかったら、
ただ悲惨なだけの超・暗い映画である。

筆者は、最近観た映画の中では、やっぱり「タイタンズを忘れない」が最高でした。

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「内需拡大」

大相撲秋場所は、朝青龍の24度目の優勝で幕を閉じた。
本割と優勝決定戦の2番は、まさしく凄まじき勝負だったと言えるだろう。

本割は、白鵬のこれ以上ないほどの電光石火・超ど級の完璧な立合い!
朝青龍は何も出来ずに寄り切られ、決着は優勝決定戦へ。

その優勝決定戦、朝青龍は張り差しを捨て、意表の前ミツ取り。
まるで白鵬のお株を奪うかのような低い立合いだった。
その後も激しく動き回り、白鵬にマワシを与えない。
最後の決め技は、まるでこれまでのうっぷんを晴らすかのような、
いかにも「らしい」豪快なすくい投げ。

安定感抜群で、上り坂・絶頂期の横綱白鵬を倒すとは、やっぱりまだまだ朝青龍は強い!
ほとんどの力士は勝負にならない中、やはり対等勝負が出来るのは朝青龍だけなのか?

帰りの花道では、あの大物・長渕剛まで登場!
いやぁ~、しかし見応えのある名勝負でした。

しかし、またまたヤッテシマッタ!
そう、あの見せ付けるかのような「ガッツポーズ」である。
これも「らしい」とも言えるが、もしかしたら、あれは横審への挑発だったのか?
まあ、筆者はあまり気にはしていないが、なにやらまた一悶着ありそうである。

それにしても、日本人力士のダラシナイ事よ!
秋場所、終盤の入り口では、既に優勝圏内は、白鵬、朝青龍、把瑠都の外国人3力士のみ。
さらに、今場所成長が著しく注目された力士は鶴竜(技能賞)。こちらも外国人。

鳩山内閣は「内需拡大」を基にした経済成長を目指すと宣告。
まったく大相撲界も、この意気にあやかって欲しいものである。

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「マワシ」

今日から世間はシルバーウイーク5連休。
全国的に天気にも恵まれ、各所行楽地では大変な人出のと事。
景気回復の為にも、大きな事故の無い様、大いに賑わってほしいものである。

大相撲秋場所も今日から7日目、中盤戦である。

昨日、横綱白鵬に土がつく波乱!
今場所、磐石の仕上がりに思えた白鵬だったが、初顔で少し慎重になりすぎたか。
しかし、これは横綱相手に堂々の押し相撲で挑んだ、相手の翔天狼を賞賛すべきだろう。

ところで、関脇の琴奨菊は、毎場所マワシをかなりキツく締めて登場する。
それは「息が出来るのか?」「ソンキョ出来るのか?」と思わせるほど激しい締め方だ。
なんでも、相手にマワシを取らせない為の作戦との事である。

しかし、筆者はこの姿勢には否定的である。
力士は取り組み中、相手にマワシを与えさせないのも実力のひとつ。
両横綱をはじめ、大関琴光喜などは、そのへんの腰使いなどがじつにうまい。
例えマワシを取られても、腰で切ったり、巻き替えなどで無力化する事も技術である。

第一、ギッチギチにマワシを締めたその姿は、視覚的にも関心しない。
さらに、その窄(すぼ)んだ腰回りには、力士らしい堂々とした貫禄も感じられない。
もし、マワシの締め方に規定があり、すべての力士が同じ条件で対戦するなら、
おそらく琴奨菊には関脇の地位は家賃が高いだろう。

棋士でも、タイトル戦などでは和服が正装とされているが、
決まりがないからと言って、極端に変化させて相手の困惑を図る人はいない。
力士もそれらしい堂々としたマワシ姿で、「技術」を競って正々堂々と戦い、
観客を魅せつける勝負を繰り広げていってほしいものである。

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「九蓮宝燈」

その昔、将棋そっちのけで麻雀に狂っていた時期があった。

その数年間、棋界の情報は一切把握してなく、指し将棋はおろか、
盤・駒も暗闇の中に眠らせたままの状態だった。反省。。。

当時は象牙の竹牌に興味があり、今思えば現在の将棋駒への感覚と同じで、
結局は「道具」に関心がいくあたり、勝負に一流足り得ない証拠である(笑)

周知の通り麻雀は将棋と違い、相手が3人である。
対局中には傍観者側にまわる立場もあり、その独特の駆け引きが大変に面白い。
一般に「二兎を追う者は、一兎も得ず」と言われるが、
麻雀の場合は、二兎も三兎も追いながら一兎を得るゲームである。
「運」を引き寄せる諸技術も、将棋にはない麻雀ならではの醍醐味ではないだろうか。

他流試合も数多く打ったが、仲間内で楽しむ麻雀ではよく悪さもした。
中でも、もっとも得意?としたのが「爆弾積み」と「ブッコ抜き」である。
よく「大三元」や「字一色」をあがっては、相手を翻弄したものだった。

その麻雀狂時代、筆者はある「役」をガチであがれば麻雀をやめるつもりだった。
それが写真の(純正)「九蓮宝燈」。まるで平箱に並んだ将棋駒の様?に美しい。
ちなみに「天和」も同様に言われる事が多いが、
筆者の場合、この役は既に「人工的」に何度かあがっている(笑)

当時の対局者の皆様、誠に申し訳ございませんでした。猛省。。。

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