横綱・白鵬!ナンテコッタの3敗目!
白鵬の連敗はしばらく記憶に無い。
やはり筆者の見立て通り?どこかおかしいのか?
しかし、大関・魁皇にとっては貴重な7勝目。
こちらは残り2日間で、無事勝ち越しを果たして頂きたいものである。
一方の朝青龍は、琴欧州を鮮やかな「かいなひねり」で一蹴!
この人は、ホントに技の引き出しが多い。
まさしく、将棋界で言うところの「オールラウンドプレイヤー」である。
運動神経抜群で、きっと他のスポーツや格闘技分野でも相当の実績が残せるだろう。
しかし、横綱決戦を前に優勝が決してしまうのはなんとも味気無い。
明日の大関・日馬富士には「3連日の波乱」を大いに期待したいところである。
ところで、本日の新聞各紙で「朝青龍泥酔事件」が報じられた。
いかにもこの人らしいニュースで、「またか」と思わせる内容だが、
本業ではしっかり成績(単独トップ)を示しているのが憎たらしい?ところ(笑)
色々と賛否両論もあるところだが、筆者は別に否定的ではない。
勝負の世界は、実力が全てである。
「品格公正」も大事だが、そんな全てが完璧なロボットみたいな力士はいりません。
ある程度の人間味があったほうが楽しいし、強者が多少元気がよいのは不自然ではない。
そんな事ばかりにこだわるから、大相撲界で日本人は勝てなくなったのではないか?
「こんな傍若無人な奴は許せない!」と言うならば、本業で倒せばよい。
「日本国技の品格」を守りたければ、品格公正な日本人力士が
実力で朝青龍を横綱から引きずり降ろせば良いのである。
横審などの過敏な反応は、いつも「負け惜しみ」のように聞こえてならない。
ところで、写真は今場所惜しくもケガで途中休場となった「時天空」関。
取り組み前の凄まじい「鬼の形相」だが、筆者はこの表情がとても好きである。
時天空関は高学歴のインテリで、普段はとてもにこやかで笑顔のやさしい力士である。
ところが、勝負の前になると表情が一変し「鬼の形相」になる。
このメリハリが大好きで、まさしく「気はやさしくて力持ち」という、
昔ながらの力士の良き象徴のような人だと思っている。
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