いよいよ明日より、第二十三期竜王戦七番勝負が開幕する。
一昨年(第二十一期)の激戦は記憶に新しいところだが、
羽生先生が4連敗された後、正直言って筆者は、
「これでしばらく羽生永世七冠は厳しいか。。」
とも思っていた。
ところが、速攻にも、その2年後にリベンジマッチを挑まれるあたり、
さすがの第一人者たる貫禄である。
今回は、前回以上に羽生名人寄りの声も多いかも知れない。
事実、今期の羽生名人は、タイトル戦も含めすべての番勝負において無敗の勢いである。
しかし、「冬将軍」こと、竜王戦での渡辺竜王を侮ってはいけない。
まだ26歳とは言え、対局中の落ち着きはらった貫禄や、鋭い寄せは、
まさしく「歴史を創った人物」に相応しい、恐るべき強さを発揮されている。
筆者には、今回の勝負の行方は全く予測出来ない。
ただ、願わくば一方的な展開だけは避けて頂きたい。
これこそ筆者にとって、冬の最大の楽しみでなのある。
今年は、空前の「白鵬連勝ブーム」で、大相撲九州場所のチケットが取れなかっただけに、
その思い入れも、一際大きいものがある(笑)
筆者も2日目には現地に上陸?する予定。
現地の皆様、どうぞよろしくお願い致します!
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