第69期A級順位戦最終局は、森内九段の優勝にて閉幕!
3年振り、7度目の名人戦登場を決められた。
その内、羽生名人とは6度目のシリーズ対決。
今回はナント「永世名人対決」でもあり、実に25年振りとの事。
さてさてどんな名局が誕生するのか、今から大変楽しみである。
それにしても、惜しかったのは渡辺竜王。
A級1年目ながらトップに並走し、最終局に勝てばプレーオフ進出!
観戦者としては、A級順位戦をもう一局楽しめていただけに誠に残念である。
しかし、来年は竜王以外のタイトルを2~3つブラ下げて登場されるかもしれない。
(佐藤)康光先生も復帰される来期のA級は、まさしく「激戦必至」と言えよう。
そして今回、筆者が特に印象に残ったのが久保棋王・王将。
5局中、最後に残った森内九段との激戦は、まさしく名局中の名局だった。
手厚い指し回しで着実に迫る森内九段も、当然ながらさすがの強さだが、
あの終盤を粘り強く戦い抜いた久保二冠に、筆者はすっかり圧倒されてしまった。
さらに、今期の降級者は藤井九段と木村八段。
藤井九段は、ご存知「藤井システム」で一世を風靡された竜王連続3期の実績の持ち主。
木村八段も、先日「朝日杯」で竜王・名人を倒して見事な優勝を成されたばかりである。
やはり「A級」という棲家は、恐ろしいところなんですね。。。
ところで、写真は筆者のネット観戦風景。
ご覧のように5局表示して、隣には卓上盤を設置。
ちなみに、今年の駒は「静山・水無瀬」
傍らには「唐津焼」で楽しむ芋焼酎も忘れない(笑)
さらにTVには衛星放送が映し出され、携帯では応援掲示板や2ちゃんねるをチェック。
まるで、株の「デイトレード」さながらの完全設備である。
しかし、これらは筆者にとって「有形無実」なるもの。
「形ばかりで実りが無い」良い見本である。
おかげで今日は、少々寝不足気味。。。
それでは、おやすみなさいzzz
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