「東日本大震災」は、未曾有の大災害として大きな爪跡を残した。
未だに行方不明の方々も大多数に及び、緊迫する原発問題なども併せ、
完全なる復興までには、まだまだ長い道のりを要するだろう。
具体的に何が出来る訳でもないが、自分にも可能な事があれば尽力したい。
そんな気持ちも含めて、まずはブログの再開とさせて頂きたいと思います。
現在、東京電力では「計画停電」という非常手段も実施されている。
しかし、初春のこの時期でこの状態なら、夏場の劇的なる電力不足は明白である。
ちなみに筆者は、基本的にあまり冷房を使用しない。
愛煙家という事もあるが、健康的にも涼みは扇風機で十分と感じている。
それにしても、現代人にとって「電気」は今や絶対的に欠かせない存在だ。
電気無くしての生活や経済活動は、もはや有り得ないと言っても過言ではないだろう。
その中において、将棋は「電気」を要しない日本古来の遊戯・文化である。
今でこそ、ネット環境が当たり前のようになっているが、
将棋の本来の魅力や醍醐味は、縁台将棋などのアナログ環境にある。
昔、「月下の棋士」にあった名台詞を思い出す。
「棋士には月下の光がよく似合う」
そんな将棋が、復興・節約生活の合間の楽しみとして見直される事を望みたい。
[18回]
PR