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「映画鑑賞」

最近、「ミリオンダラー・ベイビー」を観た。

イーストウッド監督は、「人間の不幸」の描写がハリウッド一上手い!
しかし筆者は、その独特の生々しく悲惨な描写がどうにも好きになれない。
「ミスティック・リバー」や「グラン・トリノ」も然り。。。

それから、必ず性根の腐った連中が登場するのも、ものすごくムカつく!
ある意味、ああいうキャラ連中の描写も上手いとも言えるが、
最後にくたばる訳でもないので、非常にスッキリしない気分になる。

本作は、イーストウッドとモーガン・フリーマンの両名優が出演していなかったら、
ただ悲惨なだけの超・暗い映画である。

筆者は、最近観た映画の中では、やっぱり「タイタンズを忘れない」が最高でした。

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「新定跡?」

第50期王位戦7番勝負の最終局は、劇的な決着!
昨年末に将棋界初の実現となった「3連敗後の4連勝」が再実現した。

将棋界では「定跡」の分野に於いても、一昔前のセオリーが覆されている傾向にある。
これまでの7番勝負では、まず「安全圏」と楽観視されていた?出だし3連勝だが、
今後は、決して安心出来る立場ではないと見直されてくるのかもしれない。

ともかく、深浦王位の3期連続のタイトル獲得、誠におめでとうございます!

一方、惜しくも敗れた木村八段だが、その実力や、これまでの実績的にも、
初のタイトルホルダーとして、一番近い立場におられる事は間違いないだろう。

大山将棋や森内鉄板流とは、また一味違った「芸術的」な受け将棋の真髄を、
今後も、大舞台にて華やかに魅せ続けていって頂きたいものである。
近々の初タイトル獲得を、心より期待しております。

さあ、今年も残すは「竜王戦」! しかも今年は「永世」対決!!

「冬将軍」?と称され、竜王戦では最強の強さを誇る渡辺初代永世竜王に、
森内十八世名人は、5年前の雪辱を果たす事が出来るのか?

昨年同様、大注目の7番勝負に、乞うご期待!!!

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「内需拡大」

大相撲秋場所は、朝青龍の24度目の優勝で幕を閉じた。
本割と優勝決定戦の2番は、まさしく凄まじき勝負だったと言えるだろう。

本割は、白鵬のこれ以上ないほどの電光石火・超ど級の完璧な立合い!
朝青龍は何も出来ずに寄り切られ、決着は優勝決定戦へ。

その優勝決定戦、朝青龍は張り差しを捨て、意表の前ミツ取り。
まるで白鵬のお株を奪うかのような低い立合いだった。
その後も激しく動き回り、白鵬にマワシを与えない。
最後の決め技は、まるでこれまでのうっぷんを晴らすかのような、
いかにも「らしい」豪快なすくい投げ。

安定感抜群で、上り坂・絶頂期の横綱白鵬を倒すとは、やっぱりまだまだ朝青龍は強い!
ほとんどの力士は勝負にならない中、やはり対等勝負が出来るのは朝青龍だけなのか?

帰りの花道では、あの大物・長渕剛まで登場!
いやぁ~、しかし見応えのある名勝負でした。

しかし、またまたヤッテシマッタ!
そう、あの見せ付けるかのような「ガッツポーズ」である。
これも「らしい」とも言えるが、もしかしたら、あれは横審への挑発だったのか?
まあ、筆者はあまり気にはしていないが、なにやらまた一悶着ありそうである。

それにしても、日本人力士のダラシナイ事よ!
秋場所、終盤の入り口では、既に優勝圏内は、白鵬、朝青龍、把瑠都の外国人3力士のみ。
さらに、今場所成長が著しく注目された力士は鶴竜(技能賞)。こちらも外国人。

鳩山内閣は「内需拡大」を基にした経済成長を目指すと宣告。
まったく大相撲界も、この意気にあやかって欲しいものである。

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「駒の手入れ」

将棋駒は、日頃の手入れが肝心である。

普段から対局や研究に使用したり、平箱などに収納し鑑賞して楽しんだり、
各人様々の環境があるが、いずれも手入れを怠った駒は、なんとも悲しい姿である。

駒は「日焼け」の心配があるので、絵画や壺などのように飾っておく事が出来ない。
したがって、通常は平箱などに収納して暗所に置かざるを得ないのだが、
美術品として大量数を所有するコレクターなどは、
駒箱の中に「乾燥剤」を入れるなどの努力?をされている方もおられるようである。

筆者の場合は使用派なので、長くとも、まず3ヶ月以上使わない駒は無い。
そして盛上げ駒の場合、対局以外の研究などでは「布盤」を使用している。

この「布盤」は、筆者が考案して業者に製作させた「特注品」で、
駒は汚れず、キズは付かず、漆は減らず、木地のみ味良く育っていく事が可能。
さらには、深夜の駒音にまで配慮しているというスグレモノ(笑)
その布地の微少な弾力性は、指し心地(着地感)もバツグンである!

しかし、それでも、少なくとも半年に一度くらいは「乾拭き」も励行している。

この「乾拭き」には、続けていれば適度な駒の面取り効果もあり、
駒の手入れ法としては最も有効なものだが、
盛上げ駒などでは、あまり頻繁にやりすぎると、
漆がテカってしまうキライもあるので、注意も必要である。

筆者も1~2組ほど、ほぼ観賞用に近い駒も所有するが、
適度に手や空気に触れさせてやる事も、大切な手入れだと考えている。

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「マワシ」

今日から世間はシルバーウイーク5連休。
全国的に天気にも恵まれ、各所行楽地では大変な人出のと事。
景気回復の為にも、大きな事故の無い様、大いに賑わってほしいものである。

大相撲秋場所も今日から7日目、中盤戦である。

昨日、横綱白鵬に土がつく波乱!
今場所、磐石の仕上がりに思えた白鵬だったが、初顔で少し慎重になりすぎたか。
しかし、これは横綱相手に堂々の押し相撲で挑んだ、相手の翔天狼を賞賛すべきだろう。

ところで、関脇の琴奨菊は、毎場所マワシをかなりキツく締めて登場する。
それは「息が出来るのか?」「ソンキョ出来るのか?」と思わせるほど激しい締め方だ。
なんでも、相手にマワシを取らせない為の作戦との事である。

しかし、筆者はこの姿勢には否定的である。
力士は取り組み中、相手にマワシを与えさせないのも実力のひとつ。
両横綱をはじめ、大関琴光喜などは、そのへんの腰使いなどがじつにうまい。
例えマワシを取られても、腰で切ったり、巻き替えなどで無力化する事も技術である。

第一、ギッチギチにマワシを締めたその姿は、視覚的にも関心しない。
さらに、その窄(すぼ)んだ腰回りには、力士らしい堂々とした貫禄も感じられない。
もし、マワシの締め方に規定があり、すべての力士が同じ条件で対戦するなら、
おそらく琴奨菊には関脇の地位は家賃が高いだろう。

棋士でも、タイトル戦などでは和服が正装とされているが、
決まりがないからと言って、極端に変化させて相手の困惑を図る人はいない。
力士もそれらしい堂々としたマワシ姿で、「技術」を競って正々堂々と戦い、
観客を魅せつける勝負を繰り広げていってほしいものである。

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【趣味】
将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
将棋盤・駒・棋具に精通?
几帳面な性格?のO型。
愛機はD300(Nikon)


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