大相撲夏場所は、平幕の旭天鵬がうれしい初優勝。
千秋楽の本割りでは運に味方されたものの、優勝決定戦で筆者は思わず歓喜の拍手。
苦節20年、史上3位となる年長記録(37歳8カ月)での賜杯は、果たして本人の胸中如何ばかりか。
旭天鵬は本来モンゴル人だが、現在は日本に帰化し、日本国籍を有する立派な日本人力士である。
しかし、現在の大相撲界にモンゴル旋風を巻き起こすキッカケとなった人物でもあり、
あの朝青龍や白鵬も、彼を目指して来日する事で横綱にまでなれたと言っても過言ではないだろう。
言わばモンゴル人にとって、大相撲の「パイオニア」である。
終了後、横綱・白鵬が優勝パレードの旗手を申し出るという“粋”な計らいも見せ、
今場所の大相撲は、大混戦ながらも、どこか和やかな心地良い終幕であったように感じた。
ところで、写真は21日(月)放送のバラエティ番組「謎解きバトルTORE!」での1コマ。
先日、日本テレビの方より「番組内でブログの写真を使用させてほしい」と突然のメールを頂く。
なんと!当ブログもとうとう月曜夜7時のゴールデン進出である(笑)
事前に使用環境も知らされたが、どのような形でも将棋がメディアに登場するのは好ましい事である。
何より、この問題に対する「将棋を知らない人々」の認識に、個人的に非常に興味があった。
そして、その結果は・・・。
まず、菜々緒が「知らない、知らない、何ですか!」
そして、「勘でいけ!」と言っていた鈴木沙里菜が不正解!
それにしても、こんな「将棋」の初歩的な知識が、これほどまで認識されていないとは衝撃である。
ネット環境などで普及が著しい将棋だが、やはり「2次元」での漠然とした記憶とは所詮薄いもので、
いかに現代人が「3次元」の将棋に触れていないかという証拠ではないだろうか。
筆者はこれまで、実用派として所有する名棋具にて多くの方々と将棋を指してきた。
また、その実感触を普及すべく、将棋大会やイベントなどには自身の盤駒を持参するなど、
意識的に数多くの方々に「3次元」将棋の魅力を推進してきたつもりだ。
今後は、筆者がその「パイオニア?」となるべく、更なる行動に努めていく決意である。
そこで、筆者から上記の改良問題。
「この駒の作者は?」
A:影水
B:静山
これまで、このブログを読まれてきた方なら一目ですね(笑)
[8回]
PR