「剛腕」という言葉が好きだ。
いかにも力強く、少々不利な局面でも強引に勝負を制するような豪傑なイメージがある。
昨日の名人戦第二局は、双方1分将棋におよぶ長手数の大熱戦!
その終盤で、勝利を確信した時に出ると言われる羽生名人の「指のフルエ」を前に、
最後まで粘り強く、力でねじ伏せ、見事に逆転勝利を収められた郷田挑戦者。
これぞ郷田将棋の真骨頂!
まさしく「剛腕」と呼べるに相応しい将棋ではないだろうか。
一方の敗れた羽生名人。。。
かつて「正確無比」と称された羽生先生の終盤だが、
個人的に、最近では意外にも小ミスが目立つような印象もある。
若手棋士の台頭が進む中、まだまだ第一人者として君臨し続けて頂きたいものである。
ところで、またもや封じ手はハズレ。。。
「穴」狙いなので当然とも言えるが、何とも空しいバクチである(笑)
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