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名人戦 第六局!

郷田新名人誕生なるか!

古くは「チャイルドブランド」と称された世代の一角が、
またひとり、名人戦の歴史に名を刻む事が出来るのか?

中原名人時代までは「名人は神に選ばれし者」と信仰?されてきたが、
米長名人以降、「名人は勝ち取るもの」と、棋界の意識は変わってきたものである。

あるいは「チャイルドブランド」と称された棋士達は、そもそもが「神に選ばれし者」だったのか?
その答えは、明日の夜に出るのかもしれない。。。

今回の封じ手予想、本命は「3七桂」

1億と3手の読みで恐れられる康光先生(二十世名人最有力候補!)も予想される1手なら、
おそらく間違いないものと思われるが、筆者はいつものバクチで「8六歩」と予想。

「いぢ」でも穴熊に・・・組めるかしら?

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「名言」2



「助からないと思っても、助かっている」

ある有名人のお宅に掛かる額書。
知り合いの書道家に依頼して、特別に揮毫して頂いたそうである。

この言葉は、かの大山十五世名人が、かつての升田幸三全盛(三冠王)時代に、
後援者の方から復活を祈念して贈られたという、陶芸家・河井寛次郎氏の陶板作品に
刻まれている言葉である。

将棋に限らず、世間の厳しい荒波の中を生きてゆく上では、時として様々な苦境に遭遇する。
そんな苦境の中でも、最後まで決して勝負を諦めてはならないという戒めの意もあり、
単純な言葉だが、まさに「一灯闇を破る」精神を奮い立たせてくれるような名言であろう。

ところで昨今の景気情勢では、幾分かの持直し基調も見られ始めたものの、
まだまだ本格的な回復までには至らず、依然として混迷を続けているのが現状である。

米国では先月、とうとうGMは「助からなかった」
日本でも年初より多数の企業倒産も散見し、「助かっている」企業もあれと言えども、
工場閉鎖や人員削減など、多大なる犠牲を伴いながらの未だ不安定な状況と言えよう。

米欧の景気回復に力強さが欠ける中、最近では中国経済の回復に期待感が高まっている。
中国への輸出増加で局面転換を図る日本企業も少なくないと言う。

先行きへの不透明感が晴れない昨今の日本経済だが、今後の中国経済の行く末に、
完全なる「助からないと思っても、助かっている」と思える日は来るのだろうか?

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「勝負師たち」

九州は小倉の「九棋会」さんの将棋合宿に参加させて頂いた。
プロの金井恒太四段をお迎えし、小・中学生が中心の「山ごもり」ならぬ、
「温泉ごもり?」といったところだったろうか?
もちろん有名なアマ強豪氏や奨励会員も参加した豪華メンバーであった。
お世話になった関係者の方々には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

それにしても、子供達のエネルギーたるや凄い!
昼過ぎの合宿入りから夜の懇親会をはさみ、なんと翌朝まで徹夜だったと言う。
明くる朝、筆者が会場入りした時には、まるで飲みつぶれた中年オヤジのように、
ロビーのソファーで寝ている子供達の姿があった(笑)

しかし、彼らは将棋を指す事が嫌いなのではない。
やはり、楽しくてしょうがないのである。
この情熱こそが、短期間で驚くべき上達をみせる子供達の超能力である。

写真は金井四段と6枚落ちで指導対局中の女の子。
高級盛上げ駒には目もくれず、一生懸命指差しながら手を読んでいた。
その姿は、まさに将来の女流勝負師であろう。

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名人戦 第五局!

いよいよ名人戦も残り三番勝負!

ここまで2勝2敗のタイだが、全局後手番が勝っているという、
昨年度の先後勝率割合を象徴するかのような奇怪な?結果となっている。
男・郷田挑戦者、先手番での初勝利なるか!?

注目の戦形は横歩取り。
後手番の羽生名人が勢いよく踏み込んで、早くも終盤戦のような雰囲気。
それにしても羽生名人は、大事な対局でも、まるで実験するかのように
激しく踏み込まれる将棋が多い。
その姿勢は、あの「升田幸三」実力制第四代名人を思わせる。

大山先生の「現実主義」と、升田先生の「理想主義」
観戦者としては、当然ながら「理想将棋」の方が面白い。
しかし、過去の歴史からみても、「理想主義」は「現実主義」に敗れるのである。
果たして、この「思想?勝負」の結果やいかに?

ちなみに、今回の筆者の勝負手は△5六歩。
たとえ負けても、△5二歩のような手は指したくないという「理想」である。

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「星」



碁盤や将棋盤の升目には、「星」と呼ばれる点がある。
元々は碁盤のように、升目が多くて解かりにくい場合の目印だと聞くが、
将棋盤の場合は不要であるように思える。
推測するに、これは碁盤製作過程からの一種の名残りではないだろうか。

ところで、この「星」にも職人のこだわり?が存在する。

将棋の升目は駒を配置する為の単なる「枠」であるが、
囲碁の場合は「目」となり、ご承知の通り、この升線上に石を置く。

したがって盤製作で最後に「星」を打つ際、石の座りをよくする為に、
ワザと真ん中をくぼませる工夫がなされている盤もある。
これが本道なのかは不明だが、いかにも実用的な配慮と言えようか。

一方、将棋の場合は「星」に直接的な影響は無い。
したがって筆者の理想とする将棋盤の「星」は、真ん中をくぼませずに、
低くもまるで「盛上駒」の漆のような、ふっくら感を持たせたものが好みである。

意外にもこの将棋盤の「星」には、漆が収縮してシワがよっているものも多い。
まあ、ここまでこだわって製作される盤師の方もおられないかと思うが、
こんな注文を出している自分は、きっと職人にとっては迷惑な客だろう。

師職人の方々。。。実は私は「キチガイ」です。。。
色々と奇異なご注文内容を快くお引き受け頂き、誠にありがとうございました!

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将棋全般・カメラ・書道

【自己紹介】
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